2026年W杯。
決勝トーナメントに入ってからのアルゼンチンは全て接戦になっています。
そしてトーナメント戦で目立った采配は、ラウタロ・マルティネスの起用タイミングです。
他にも、前線からのハイプレスを受けても無理にでも組み立て、来なければシンプルにロングキック。
引かれればロングシュートとクロスを多用し、取りに来れば真ん中を崩す。
アルゼンチンはほぼ全試合で前半の頭から少し荒れた試合に持ち込みます。
トータル的な流れを見ると、アルゼンチンは最初から長期戦、つまり120分になってもいいような戦い方をしているように見えます。
相手をイラつかせ、心理的、体力的に前半からじわじわと削る。
相手の守備に対してどちらでも対応できる布陣。
点を取る自信があるからこそ先制点よりも失点することで、追いついて心理的に追い詰める。
後半の遅い時間からラウタロ・マルティネスを投入して裏抜けさせる。
同時にメッシを右サイドに配置してパス、ドリブル、シュートの選択肢を持たせる。
ただただ能力が高く、運動量と熱量でやってるように見えながら、実はかなり戦術的にやってる可能性があります。
本気で優勝を狙ってるからこそ、90分で決着をつけてもよし、120分になってもよしと言う両方を考慮した戦い方をしています。
ここまで説明してきた全てが、2つの選択肢があってどっちに転んでもいいように準備をしています。
今大会で面白かったのは、個人の能力よりも戦術が結果に響いてたところです。
カーボベルデの結果もそうです。
逆に日本が勝てないのもそうです。
とても面白い大会になってます。
決勝が楽しみです。