夢を叶えると言うことは、当然本人がどれほど努力したかによって左右されます。
しかし「環境」が与える影響は何よりも強く、中でも親の存在というのは子どもにとっては想像より遥かに大きなものになります。
これは本人の才能や努力よりも断然大きな要素になります。
なぜなら、夢を叶えるかどうかは「考え方」次第であり、子どもは親の考え方に一番の影響を受けるからです。
もちろん、人それぞれに考え方は違い、どれが良くて悪いということはありません。
しかし、もし夢を叶えたいといった目的があるなら、それに沿った正しい考え方がなければ達成することができないのは事実です。
この記事では、その中でも夢を追う子どもに対して絶対にしてはいけない親の行動、考え方をお伝えしていきます。
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絶対に親がしてはいけない行動は、「指導者に口を出す」ことです。
これは、何一つとしてプラスを生まないどころか、組織全体、つまり他の夢を追う子どもたちにも迷惑をかけることになります。
もちろん、中には本当に人として問題のある指導者もいます。
それを見逃していいと言っているわけではありません。
そういう人が指導者の場合は本人に言う前に警察など第三者に連絡をすべきです。
そういう人は何か言われたからと変わる人ではないし、しっかりと法のもとで罰を受けるべきです。
しかし、もし警察などの第三者に連絡するような中身じゃない限りは、親は絶対に口を出してはいけません。
あなたにも考えがあるように、指導者にも考えがあり、多くの指導者はそれを本気で考えて日々取り組んでいます。
想像してみてください。
あなたが考えを持って子育てしていることに対して、不特定多数の周囲の人から否定されながら考えを押し付けられたら、あなたはどう思うでしょうか。
果たしてそれをすることで指導者があなたの言いなりになり、あなたの子どもにとって、組織にとってプラスに働くことがあるでしょうか。
夢を追う子どもたちが進路を選ぶ時、その指導者に教わるためにその道を選ぶ子どもも少なくありません。
一度預けたからには、指導者に全てを任せる覚悟が必要です。
では、親は何をすべきなのか。
それは、子ども自身のサポートをすることです。
ここまで指導者を肯定的に書いていますが、僕自身も指導者によって人生がマイナスに変わってしまった1人です。
僕以外にも、そういう人は多く見てきました。
はっきり言って、指導者との巡り合わせは運です。
これは事実です。
しかし、夢を叶えるとはそう言うことです。
その事実を受け入れない限り、夢を叶えることはできません。
つまり、親が子どもにすべきことは、「それでお前はどう努力するんだ?」と問いかけることです。
周りは変えられません。
変えられるのは自分だけです。
環境を変えるのも一つ。やり方を変えてみるのも一つ。
何にせよ、自分を変える以外に道はありません。
そして、この考え方をもてない限り、絶対に夢を叶えることはできません。
親が指導者に口を出すと言うのは、言い換えれば自分ではなく周りを変えようとする考え方を持っていると言うことです。
子どもも同じような考え方を持ってしまえば、夢は離れていきます。
「指導者に口を出す」と言う事実もそうですが、それよりもその考えを持った時点で夢を叶えるための考え方ではないと言うことになります。
常に自分と向き合うこと。
自分が何をして、自分がどうしていくのか。
子どもがそう言う考えを持ち、実際にそう言う行動がしていけるように支えるのが親の役目です。
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