【プロになるために】サッカー選手に本当に重要な要素４つ

プロサッカー選手になるために本当に重要なことを、自信を持って挙げることができますか？

ただひたすらに努力をしても、プロサッカー選手になることは難しいのが現実です。

しっかりと「プロになる」ために必要なことを身につけていくことが重要です。

普段あまり耳にすることはないような、プロサッカー選手になるために本当に重要な要素をお伝えしていきます。

１. 勝つこと・ゴールの意識

「え？どう言うこと？」と思う人がほとんどではないでしょうか。

そんな当たり前のことが重要なことなの？

もし今そう思っていたら、プロになる可能性はほとんどないと言えます。

勝つこと。ゴール。

これらに対して、心の底から一番重要であると思うことができ、それがなぜなのかを言えるようになった時、あなたはプロになる準備ができていると言えます。

サッカーに限らず全てのことに言えることですが、全ては「目的」です。

それが分かっていないのに、それを達成するための最善の選択をすることはできません。

スポーツとは何なのか。サッカーは何なのか。

それが分かっていないのにプロになることはできません。

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２. 止める・蹴る・走る

これらに関しては多くの人が理解している部分だと思います。

しかし、それが重要だと分かっていても、それがどのレベルまでできる必要があるかを考えたことはあるでしょうか。

簡単な例で考えてみましょう。

あなたがサッカーのゲームをやる時、操作した通りのところにキックしない選手、トラップを頻繁にミスする選手、走って欲しい場面で走れない選手、このような選手をどう思うでしょうか。

プロサッカー選手は、監督やサポーターが求めるプレーを完璧にできなければなりません。

つまり、止める、蹴る、走ることを、求められた時にすべきプレーを完璧にできるようにしなければなりません。

どのくらいのレベルまでできればいいかの基準は、試合中に本気で自分がミスすることはないと思えるようになることです。

頭で思い描いたことは全てプレーとして形にできる。

それがプロになる『最低条件』です。

３. 一歩の速さ

こちらの記事（【第102回高校サッカー選手権】青森山田は別格。卒業後に待ち受ける困難とは？）でも書いてあるように、「一歩」が本当のレベルの差を生みます。

これはサッカーに限った話ではなく、周りから見ていても分かりにくい部分になりますが、レベルが上がれば上がるほどこの差が重要になってきます。

分かりやすい例で言えば格闘技。

周りから見ていて何も動いていないように見えても、対峙している当人同士は、その「間」の駆け引きをしています。

「ここ」と言うときに一瞬の「一歩」。

サッカーで言えば１対１の場面で、たとえ同じ局面でも、そこに立っている選手によって感じ方が変わります。

それはその選手の姿勢や体の向き、立ち方から、「抜けそう」「抜けなさそう」「止めれそう」「抜かれそう」と言うようなことを自然と感じ取ります。

このことの重要さに多くの人が気付けないのは、これは体感しなければ気づくことができないからです。

技術や戦術のように、外から見て分かるものでは無いからです。

なぜそう言えるかの証明の一つとして、小６と中１、中３と高１、高３と大１、大４とプロ。

それぞれ１つの歳の差であったり、生まれる時期によれば数カ月の差にしか無いにも関わらず、ここには大きな差があります。

しかし、いざ自分もその立場になると自然とそのレベルのプレーができるようになります。

それはそのレベルのスピード感を体感し、徐々に慣れていくからです。

判断スピード、プレースピード、そして「一歩」の速さ。

この重要性を理解したといても、体感することでしか本当の気づきを得ることはできません。

そのためにも、積極的に自らレベルの高いところに飛び込んでいくことが重要です。

４. 立ち位置

「このシステムの時はこう動くのがセオリー」

こういったものを覚えたところで全く意味はありません。

なぜなら相手も人間であり、パターンで戦うのがサッカーでは無いからです。

冒頭でも言った通り、「ゴール」を常に意識していれば自然とすべきプレー、自分がいるべき立ち位置が分かります。

サッカーは「ボール」は重要ではありません。

大事なのは「ゴール」と「人」です。

止める、蹴る、走るの最低限の技術、フィジカルがあって、一歩の速さがあったとしても、いつ、どこに立っているかが間違っていれば０にもなってしまいます。

この立ち位置も含め、ここまでの４つのことを本当に重要だと気付けた時、サッカー人生が変わります。

気付けていない今とは、サッカーが全く違うスポーツに見えるはずです。

ここでは細かな説明はありませんが、もし何かに少しでも気付いた時に、もう一度この記事を見てみてください。

この記事もまた違って見えるはずです。

他の選手との差をつけてプロに近づくためにも、これらのことを忘れないように意識してみてください。

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